新築一戸建て耐震住宅

新築で家を建てるということ

福島県内に耐震をあまり分からないまま家を買おうと決心したのは妻の実家の近くに、昔からの地主の知り合いから「土地を手放すから買ってくれないか?」というお話をいただいたからでした。
まだ貯金もわずかしかなく家を建てることにも躊躇はありましたが
①今支払いをしている家賃に少しプラスすれば支払いができること
②妻の実家の側であったため、土地柄がわかること
③子供が小さかったので、実家に少しは頼ることができるようになること
など上記3点が決めてになり、家を建てることにしました。

ハウスメーカーを決める際も悩みましたが、長期の保証や耐震面、営業の方の印象、値段など総合的に判断しハウスメーカーを決定しました。
本来であれば凝った和室や書斎などさまざまな希望があったのですが、予算の都合もあり全ての希望はかないませんでしたが、それでも地震大国日本に住むということは耐震に関して当然に考慮すべき内容であり、その点に関しては十分な対策を講じて建築をしました。
当時は災害といっても地震がクローズアップされることが多く、最近のように土砂崩れ、水害、台風などはあまり話題にのぼっておらず、その辺りまで考慮せず家を建ててしまったことを少し後悔しています。

家を建てることによって妻の実家に近くなったということもあり、妻方のおうちとのお付き合いが多くなりました。やはり子育てに関する悩み事は多く、私ではあまり力になれないことでも義母がいることで安心して子育てできる環境が整い、私たち夫婦は大変助かりました。
また私たちの子供は一人っ子なのですが、義理の妹の子供は三人いるため、実家を通して頻繁に遊ぶことができ、子供にも人付き合いを教えるいい機会になり、親戚同士の絆は深いものになりました。

家を建てるということは、家族を守るというということだと思います。家をつくる=家族が安心して生活できる環境をつくる ということでしょう。内装や外構も環境をつくるという部分にあたりますが、それ以上に周辺の人つきあいであったり、災害に対する備えということも十分に家族が安心して生活できる環境という部分に寄与する内容として、しっかりと考えて家づくりをしていく必要があると思います。